リビングによくない観葉植物5選|知らずに置くと後悔するかも!

リビングによくない観葉植物5選|知らずに置くと後悔するかも!

リビングに観葉植物を置いて、癒やし空間を作りたいと思っていませんか?

ですが、ちょっと待ってください!すべての観葉植物がリビングに適しているわけではありません。

間違った植物を選んでしまうと、虫が発生したり、アレルギーの原因になったり、家族の健康や風水にも悪影響を及ぼすことがあるんです。

 

この記事では、「リビングによくない観葉植物」の具体例と理由を、初心者にもわかりやすく解説します。

読み終えるころには、自分のリビングに本当にふさわしい植物が選べるようになります!

植物の育成環境や風水の専門家の意見をもとに、信頼できる情報をまとめました。

リビングに観葉植物を置く前に、まずこの記事をチェックしてください!

 

実はNG?リビングに向かない観葉植物5選

リビングにぴったりだと思っていた植物が、実はトラブルの元になることもあります。 ここからは、意外と知られていない「リビングに向かない観葉植物」を5つ紹介します。 あなたの部屋にも当てはまる植物があるかもしれません。

 

1. オリヅルラン(繁殖力が強すぎる)

✅オリヅルランはリビングでは育ちすぎてしまう恐れがあります。

理由は、繁殖力が非常に強く、子株が次々と増えていくためです。

例えば、吊るしておいたオリヅルランがどんどん伸びて、部屋中に広がってしまったというケースもあります。

また、見た目の整えが難しくなることも。

リビングでの管理には不向きなので、他のスペースで育てるのがおすすめです。

 

2. モンステラ(風水的に注意が必要)

✅モンステラはリビングの「気の流れ」を乱す可能性があります。

理由は、モンステラの大きな切れ込みのある葉が「気を分断する」と言われているからです。

例えば、風水を意識している家庭では、リビングにモンステラを置くと人間関係がギクシャクするという話も。

もちろん科学的根拠はないですが、気になる方は避けた方が無難です。

風水重視の方には、丸みのある葉の観葉植物を選ぶと安心です。

 

3. アロエベラ(トゲが子どもやペットに危険)

✅アロエベラは安全性の面でリビングには向きません。

理由は、葉の縁に小さなトゲがあり、触れるとケガをする可能性があるからです。

特に、小さなお子さんやペットがいるご家庭では要注意。

また、アロエの種類によっては毒性を持つものもあり、誤食のリスクもあります。

育てやすい植物ではありますが、置き場所はキッチンやベランダなどが適しています。

 

4. ドラセナ(風通しが悪いと害虫がつきやすい)

✅ドラセナは室内環境によっては虫の温床になる可能性があります。

理由は、湿度が高く風通しの悪いリビングでは、カイガラムシやハダニが発生しやすくなるからです。

例えば、窓を開けない日が続いた時期に、ドラセナに白い綿のような虫が大量発生したという報告も。

また、殺虫対策が大変なので初心者には不向きです。

通気の良い空間に置く、または別の植物を検討するのが安心です。

 

5. ゴムの木(強い香りとアレルギーリスク)

✅ゴムの木はアレルギー体質の方には避けた方がよい植物です。

理由は、ゴムの木が出す独特の香りや樹液に反応する人がいるためです。

例えば、来客がゴムの木の近くに座っていて、喉の違和感やくしゃみが止まらなくなったというケースもあります。

また、葉に含まれるラテックス成分が皮膚に触れるとかぶれる人も。

見た目は美しいですが、体質によっては注意が必要です。

 

リビングで観葉植物を選ぶときの3つのチェックポイント

「リビングに向かない植物があるなら、どうやって選べばいいの?」と思った方もいるかもしれません。 ここでは、安心して観葉植物を楽しむために、選ぶ際に気をつけたい3つのポイントを紹介します。

 

1. 子どもやペットへの安全性

✅観葉植物の中には毒性を持つものがあります。

観葉植物のなかには、見た目はおしゃれでも実は毒性がある種類が少なくありません。小さなお子さんがいるご家庭では、葉や茎を誤って口に入れてしまうこともあり、健康被害につながる恐れがあります。

ペットにとっても同様に、有害な成分を含む植物は多く存在します。特に猫や犬は好奇心から植物に触れたり噛んだりすることがあるため、注意が必要です。症状としては、嘔吐、下痢、皮膚炎などが出る場合もあるので、選ぶ際には「ペットに無害」と明記されているものを選ぶと安心です。

安全な種類としては、アスパラガス・スプレンゲリーやカラテアなどが挙げられます。植物を選ぶときは、必ず毒性や安全性について事前に調べましょう。

 

2. 風水・運気への影響

✅風水を意識する方は、葉の形や植物の配置にも注意が必要です。

風水では、観葉植物は「気」の流れを整えるアイテムとして重要視されていますが、その種類や形状によっては逆効果になることもあります。

例えば、トゲのあるサボテンやユッカのような鋭い葉の植物は、風水的には「殺気」を放つとされており、リビングのような団らんの場にはふさわしくないとされます。また、モンステラのように切れ込みのある葉は「気を分断する」と言われることもあります。

リラックス空間を求めるのであれば、葉が丸くて柔らかい印象のものが理想的。パキラやポトス、マッサンゲアナなどは、調和と安定をもたらすとされています。配置も大切で、ドアや窓付近に置いて「気の流れ」を整えると、さらに運気アップが期待できます。

 

3. 部屋の環境に合っているか(湿度・光)

✅植物によって適した環境は異なります。

観葉植物を選ぶうえで忘れてはならないのが、部屋の光や湿度との相性です。日当たりの悪い場所に日光を好む植物を置いてしまうと、葉が黄ばんだり、徒長したりして元気を失ってしまいます。

反対に、直射日光が苦手な植物を窓際に置くと、葉焼けを起こすこともあります。湿度についても同様で、湿気が多いとカビや根腐れの原因になり、乾燥しすぎても枯れてしまうことがあります。

例えば、サンスベリアは乾燥に強く、日陰でもある程度育つため、リビングの環境に左右されにくい植物です。

植物の性質とお部屋の環境のバランスをよく見て、無理なく育てられるものを選ぶことが、長く楽しむポイントです。

 

なぜリビングには適さないのか?その理由とリスク

「どうしてリビングに合わない観葉植物があるの?」と疑問に感じた方もいると思います。 ここからは、植物の性質や室内環境との相性から考えられる“リスク”について、具体的に解説していきます。

 

成長スピードやサイズ感の問題

大きくなりすぎる植物は、スペースを圧迫します。

リビングのバランスが悪くなり、圧迫感のある空間になってしまうことも。植物の枝葉が伸びすぎて、テレビや照明、家具の配置を変えざるを得なくなるケースもあります。

また、見た目の印象も乱れやすく、インテリアに馴染みにくくなることも。

さらに、大型化する植物はこまめな剪定が必要になりますが、それを怠ると害虫の発生源にもなりかねません。掃除の手間も増え、想像以上に管理の負担がかかる可能性があります。

特に初心者や忙しい方にとっては、サイズ管理が難しい種類を避けた方が安心です。

 

害虫・病気が広がりやすい

観葉植物には虫がつきやすい種類もあります。

特にリビングは人が集まる場所なので、暖房や加湿器の影響で湿度が高くなりやすく、虫や病気にとって好条件がそろいやすい環境です。

例えば、カイガラムシやハダニ、アブラムシなどが発生すると、葉の裏側や茎にびっしりと付着し、見た目にも不快感があります。

さらに、それらの虫がソファやカーテンにまで移動してしまうと、日常生活に悪影響を及ぼすだけでなく、駆除も困難になります。

植物自体が病気になることで葉が落ちたり、異臭がすることもあるため、衛生的な環境を保つのが難しくなるのです。

 

香りや毒性が室内環境に影響することも

強い香りやアレルゲンを持つ植物は、敏感な人には負担になります。

例えば、ユリ科の植物やゴムの木のように香りの強い種類は、来客時に不快感を与えることがあり、喉の痛みや頭痛を訴える人もいます。

また、アレルゲンを含む植物があると、特にアレルギー体質の方にとっては大きなリスクです。葉や花粉、樹液が原因で皮膚炎や呼吸器系の症状が出ることも。

さらに、夜間に光合成ができない植物の一部は、代わりに二酸化炭素を多く放出します。

その結果、就寝前にくつろぐリビングで空気がこもりやすくなり、空気の質の低下につながる可能性も。

リビングは長時間過ごす場所だからこそ、快適で安心できる空間を守るためにも、植物の香りや性質には注意が必要です。

 

じゃあ、どんな観葉植物がリビングにおすすめ?

ここまで読んで、「じゃあ何を選べばいいの?」と思った方へ。

実は、リビングにぴったりの観葉植物もたくさんあります。ポイントは、育てやすく、部屋の空気や雰囲気を良くしてくれること。そして、家族やペットにもやさしい種類を選ぶことです。

 

例えば、以下のような観葉植物はリビングでも安心して育てられます。

ポトス(空気清浄効果も高く、育てやすい)

明るさが少ない部屋でも育つ丈夫な性質。水やりも控えめでOKなので、初心者でも安心してスタートできます。

 

サンスベリア(風水的にも◎で虫もつきにくい)

「トラノオ」とも呼ばれる植物で、空気を浄化しつつ、スタイリッシュな見た目も魅力。夜に酸素を出す性質があり、睡眠前のリラックスタイムにもぴったりです。

 

パキラ(見た目もおしゃれで丈夫)

幸運の木とも呼ばれ、風水的にも人気。適度な明るさがあれば元気に育ち、剪定でコンパクトに保てるのでリビングに最適です。

 

カラテア(葉の模様が美しく、湿度を好む)

加湿器のそばなど湿気のある場所で元気に育ち、独特な葉模様がインテリアとしても映えます。

 

アグラオネマ(空気清浄効果&耐陰性)

NASAの研究でも空気清浄効果が認められており、比較的暗い場所にも対応。水やりも週に1〜2回で十分です。

 

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これらの植物は、室内でも快適に育てられるうえに、おしゃれで空間を引き締める効果もあります。ライフスタイルに合った種類を選ぶことで、ストレスなく植物との暮らしを楽しむことができます。

 

詳しくは【大型観葉植物がリビングに最適な理由は?最強のおすすめ品種TOP5!】の記事をご覧ください。選び方のポイントや育て方のコツも解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

まとめ|リビングに観葉植物を置く前に、”適性”をしっかり見極めよう

リビングは家族が集まり、くつろぐ時間を過ごすとても大切な空間です。そんな空間に植物を取り入れることで、癒やしや自然のエネルギーを取り込むことができますが、選び方を間違えると逆効果になってしまうこともあります。

だからこそ、そこに置く植物は慎重に選びたいものです。育ちすぎて場所をとってしまう植物や、トゲがあって子どもやペットに危険を及ぼす植物、風水的に良くないとされる種類などは、リビングには適さないケースもあるのです。

ついつい「見た目が可愛いから」「SNSで人気だから」という理由だけで選んでしまいがちですが、見た目の印象以上に重要なのは“室内との相性”です。植物が放つ香りや空気、湿度への影響、育成にかかる手間や注意点も含めて、総合的に判断することが必要です。

また、家族構成や生活スタイルも選定基準に加えることで、より快適な空間をつくることができます。例えば、小さなお子さんがいるご家庭では安全性を最優先に、忙しい方は水やりが少なくて済むタイプを選ぶと無理なく楽しめます。

安全性・育てやすさ・空間との相性、この3つを意識して、自分のライフスタイルにぴったりのグリーンを選んでみてください。植物との暮らしが、きっともっと豊かで心地よいものになりますよ。