知らなきゃ損!観葉植物をもっと映えさせる植木鉢の選び方

知らなきゃ損!観葉植物をもっと映えさせる植木鉢の選び方

観葉植物を育てる上で大切なのが植木鉢の選び方です。

適切な鉢を選ぶことで、植物がより長く元気に育ち、美しいインテリアとしても楽しめます。

この記事では、観葉植物にピッタリの植木鉢の選び方を分かりやすく説明します。

 

植木鉢の種類と特徴 植物に適した素材を選ぼう

植物を育てるとき、植木鉢の素材選びはとても大切です。

鉢の素材によって水分の保持力や根の呼吸のしやすさが変わり、植物の健康に大きく影響を与えます。

たとえば、テラコッタ鉢は水はけがよく乾燥を好む植物に適していますが、プラスチック鉢は水分を保持しやすく、水を多く必要とする植物に向いています。

それぞれの特徴を知り、育てたい植物に合った鉢を選びましょう。

ぱっきー
映えさせる植木鉢を選ぶためにまずは素材の種類と特徴を知っておいてね!
素材 耐久性 通気性 価格 適した植物
陶器鉢 観葉植物全般
テラコッタ 中~高 多肉植物、サボテン
素焼き鉢 多肉植物、サボテン、洋ラン
プラスチック鉢 シダ、ラン
セラミック鉢 中~高 サンスベリア、ドラセナ
木製鉢 中~低 中~高 植物全般
金属製鉢 中~高 鉢カバー向き
コンクリート鉢 中~高 モンステラ、ドラセナ、ユッカ

次にそれぞれの素材ごとにメリット・デメリットを紹介していきます。

陶器鉢

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陶器鉢はデザインが豊富で、高級感があり、おしゃれなインテリアにもなります。

メリット

  • 耐久性が高く、長持ちする。   
  • デザイン性が高く、様々な色や形がある。
  • 水分の蒸発が少ないため、乾燥しにくい。

デメリット

  • 重量があり、移動が大変。

  • 通気性と排水性が低いため、根腐れしやすい。

  • 価格が高め。

テラコッタ鉢

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テラコッタは素焼き鉢の一種で、イタリア語で「焼いた土」を意味します。 赤土色のものが多く、温かみのある風合いが特徴です。

メリット

  • 通気性、排水性が高く根腐れしにくい。
  • おしゃれなデザインのものが多い。
  • 比較的手頃な価格で購入できる。

デメリット

  • 素焼き鉢全般に言えることですが、衝撃に弱く、割れやすい。   
  • サイズが大きくなると重くなる。   
  • 冬は凍結の恐れがあるため、屋外での使用には注意が必要。

素焼き鉢

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素焼き鉢はテラコッタ同様通気性がいいのでサボテンや多肉植物に向いています。

メリット

  • 通気性と排水性が優れ、夏場の温度上昇を防ぐ。

  • 価格が安価。

デメリット

  • 割れやすく、乾燥しやすい。

  • 寒冷地では凍結による破損の可能性。

プラスチック鉢

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プラスチック製の鉢は軽くて丈夫、さらに安価なので初心者にも扱いやすいです。

メリット

  • 軽量で持ち運びが容易。

  • 価格が安く、種類が豊富。

  • スリット鉢など、通気性を改善したプラスチック鉢もある

デメリット

  • 通気性が悪く、根腐れしやすい。

  • 直射日光で劣化しやすい。

  • 熱伝導率が高いため、夏は鉢内の温度が上がりやすく、冬は冷えやすい。

セラミック鉢

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セラミック鉢は、陶器と同様に粘土を焼き上げて作られますが、釉薬を塗って仕上げる点が異なります。

メリット

  • 耐久性が高い。    
  • 高級感があり、インテリアに合わせやすい。   
  • 通気性もある程度ある。

デメリット

  • 陶器鉢と同様に、重く割れやすい。   
  • 価格が高め。

 

木製鉢

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木製鉢は自然な雰囲気があり、観葉植物と相性が良いのが魅力です。

メリット

  • 通気性、排水性、保温性に優れている。    
  • 植物との相性が良い。

デメリット

  • 耐久性が低く、腐食しやすい。
  • 害虫が発生する可能性がある。   
  • 定期的なメンテナンスが必要。

金属製鉢

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金属製鉢は、アルミやステンレス、ブリキなど、様々な金属で作られています。

メリット

  • 耐久性が高い。   
  • クールでスタイリッシュな印象を与える。   
  • 錆びることで、アンティークな雰囲気になる。

デメリット

  • 通気性、排水性が悪く、根腐れを起こしやすい。   
  • 熱伝導率が高いため、夏は鉢内の温度が上がりやすく、冬は冷えやすい。
  • 錆びて劣化すると、見た目が悪くなる。

コンクリート鉢

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コンクリート鉢は、セメントを主原料とした鉢です。近年、おしゃれなデザインのものが増え、人気が高まっています。

メリット

  • 耐久性が高い。    
  • 重量があり、安定感がある。   
  • シンプルでモダンな印象を与える。

デメリット

  • 通気性、排水性が悪い。   
  • 非常に重いため、移動が大変。
  • アルカリ性のため、酸性を好む植物には不向き。

植木鉢の選び方

鉢を選ぶ際には、植物の性質、置き場所、サイズ、価格、環境への影響など、様々な点を考慮する必要があります。

ぱっきー
あとは、デザインやメンテナンスのしやすさも重要な要素だよ!

植物の性質に合わせた素材選び

植物には、乾燥を好むもの、多湿を好むものなど、さまざまな性質があります。植物の特性に合わせて適切な素材を選びましょう。

乾燥を好む植物に適した鉢

乾燥を好む植物(多肉植物、サボテン、オリーブなど)には、通気性の良い素焼き鉢テラコッタが適しています。

これらの鉢は水分の蒸発を促し、根腐れのリスクを低減します。

また、通気性が良いことで根の呼吸がしやすく、健康的な成長を促します。

多湿を好む植物に適した鉢

多湿を好む植物(シダ、ランなど)には、保水性の高いプラスチック鉢が向いています。プラスチック鉢は軽量で扱いやすく、湿気を維持しやすいため、根が乾燥しにくいというメリットがあります。

また、プラスチックは水を吸収しないため、鉢の内側で水分が長く保持され、湿潤な環境を好む植物に適しています。さらに、プラスチック鉢は手入れがしやすく、カビや藻の発生を抑える効果もあります。

特定の植物には水耕栽培用の鉢も選択肢に入れると良いでしょう。

置き場所の環境に合わせた素材選び

鉢を置く場所の環境も、鉢選びの重要なポイントです。日当たりや風通し、気温の変化なども考慮することが大切です。

屋外に適した鉢の素材

屋外に置く場合は、耐久性が高く、風で倒れにくい素材や形状の鉢を選びましょう。

おすすめの素材

テラコッタ、コンクリート鉢(耐久性が高く、屋外使用に適している)。また、耐候性に優れた樹脂製の鉢も最近は人気があります。

屋内に適した鉢の素材

屋内に置く場合は、インテリアに合った素材やデザインの鉢を選びましょう。

例えば、モダンスタイルにはシンプルな白や黒の陶器鉢が適し、ナチュラルスタイルには木製やラタン素材の鉢がよく合います。

和風インテリアには、落ち着いた色合いの陶器鉢や竹製の鉢が調和しやすいでしょう。

おすすめの素材

陶器鉢、セラミック鉢、木製鉢(おしゃれなデザインが多く、室内向き)。また、デスクや棚の上に置く場合は、軽量で割れにくい鉢を選ぶのもポイントです。

鉢のサイズ選びのポイント

鉢のサイズは、植物の生育に大きな影響を与えます。適切なサイズの鉢を選ぶことで、植物が健やかに成長します。

ぱっきー
サイズ選びは超重要!!

小さすぎる鉢の影響

鉢が小さすぎると、植物の根が広がるスペースが足りず、根詰まりを起こしてしまいます。

そうなると、水や養分を十分に吸収できなくなり、成長が止まったり、弱ってしまうことがあります。

特に成長が早い植物は、すぐに鉢いっぱいに根が張るため、こまめな植え替えが必要です。

また、小さな鉢は土の量が少なく、水がすぐに乾いてしまうため、水やりの回数を増やす必要があります。

大きすぎる鉢の影響

鉢が大きすぎると、土の量が多くなりすぎて水が乾きにくくなり、根が腐る原因になります。特に、根がまだ小さい植物では、水分が土の中に長く留まり、空気が足りなくなってしまうことがあります。また、鉢の中で水が均一に行き渡らず、根の成長にムラが出ることもあります。さらに、大きすぎる鉢は植物を支えるのには良いですが、土が多すぎると根が十分に伸びにくくなり、逆に成長が遅れることがあります。適切なサイズの鉢を選ぶことで、植物が健康に育ちやすい環境を作ることができます。

適切なサイズの選び方

植物の根の大きさに合わせて選びましょう。目安としては、現在の鉢より一回り大きいサイズが適切です。また、底に十分な排水穴があるかも確認しましょう。

鉢のサイズ表記(号数)について

鉢のサイズには「号」という単位が使われ、「1号 = 約3cm」の直径を表します。
植物の大きさに合わせて適切な号数の鉢を選びましょう。

適切なサイズを選ぶための目安を紹介します。

鉢のサイズ 適した植物の高さ 特徴
12号以上 2.5m以上 大型観葉植物向け、安定性が高い
10~12号 1.5~2.5m 背の高い観葉植物に適している
7~8号 1.0~1.5m 室内に置きやすい中型鉢
6~7号 0.5~1.0m 小型の観葉植物や寄せ植え向き
3~5号 0.2~0.5m 卓上や小スペースで楽しめる

鉢の厚みによる違い

同じ号数でも、鉢の厚みによって土の量が変わります。

  • 厚みのある鉢(例:テラコッタ、陶器鉢)→ 土の量が多い

  • 厚みの薄い鉢(例:プラスチック鉢、金属製鉢)→ 土の量が少ない

価格を考慮した素材選び

鉢の価格は、素材やサイズ、デザインによって大きく異なります。また、デザイン性やブランドによっても価格に差が出ます。

比較的安価な鉢の種類

 

  • プラスチック鉢:安価で軽量、扱いやすい
  • 素焼き鉢:比較的安価で通気性が良い

高価な鉢の種類

  • 陶器鉢、セラミック鉢:デザイン性が高く、インテリアに最適

  • ファイバー素材の鉢:軽量で高級感があり、耐久性が高い

植木鉢のデザインとインテリア おしゃれに楽しもう

植木鉢は、植物を育てるだけでなく、部屋の雰囲気を変えるインテリアアイテムとしても使えます。

鉢のデザインや色を工夫することで、植物とインテリアの調和がとれ、部屋をより魅力的に演出できます。

ここでは、インテリアのスタイルに合わせた植木鉢の選び方について紹介します。

インテリアに合った植木鉢の選び方

植木鉢を部屋の雰囲気に合わせることで、インテリアの一部としても活躍します。

スタイルに合った鉢を選ぶことで、空間が統一され、より洗練された印象を与えます。

モダンな部屋に合う植木鉢

モダンな部屋には、シンプルでスタイリッシュなデザインの植木鉢がぴったりです。

直線的なデザインの家具やガラス・スチール素材のインテリアと相性が良く、スクエア型や円柱型の陶器鉢、金属製の鉢などがおすすめです。

白や黒などのモノトーンカラーが、モダンな雰囲気を引き立てます。

光沢のある鉢を取り入れると、さらに洗練された印象になります。

ナチュラルな部屋に合う植木鉢

ナチュラルなインテリアには、木製鉢テラコッタ鉢がよく合います。

木製の鉢は温かみがあり、自然素材の家具や観葉植物ともなじみやすいです。

例えば、ウッドテーブルやラタンチェア、麻のカーテンと組み合わせると、より自然な雰囲気が演出できます。

テラコッタ鉢は素朴でナチュラルな印象を与え、籐や竹で作られた鉢カバーを使うと、より一層優しい雰囲気になります。

ベージュやブラウンなどのアースカラーを選ぶと統一感が生まれます。

和風の部屋に合う植木鉢

和風の部屋には、落ち着いた色合いの陶器鉢や竹製の鉢が調和します。

伝統的な模様の入った陶器鉢や、シンプルな盆栽鉢は、和の雰囲気を引き立てます。

畳や木の家具と組み合わせることで、より落ち着いた空間を作ることができます。

藍色や茶色の鉢を取り入れると、さらに和の趣を感じることができます。

ミニマルな部屋に合う植木鉢

ミニマルな部屋には、シンプルで無駄のないデザインの植木鉢が適しています。

装飾のない単色の鉢を選ぶことで、空間全体がすっきりとした印象になります。

白やグレーなどのニュートラルカラーの鉢は、どんなインテリアにもなじみやすく、洗練された雰囲気を演出します。

特に、マットな質感の陶器鉢コンクリート製の鉢は、シンプルでありながらモダンな印象を与えます。

植木鉢の色の選び方

植木鉢の色は、部屋の印象を大きく左右する要素の一つです。

植物や家具とのバランスを考えて選ぶことで、より統一感のある空間を作ることができます。

白の植木鉢

白い植木鉢は、清潔感があり、どんな植物とも合わせやすい万能カラーです。

部屋全体を明るく見せる効果があり、モダンなインテリアやミニマルなデザインとも相性抜群です。

また、植物の緑を引き立てる効果もあるため、観葉植物を目立たせたい場合におすすめです。

黒の植木鉢

黒い植木鉢は、シックでモダンな印象を与え、空間に重厚感をプラスします。

スタイリッシュな部屋には最適ですが、暗すぎると圧迫感を感じることもあります。

そのため、白やグレーの壁と組み合わせたり、明るい家具とバランスを取ることで、すっきりとした印象になります。

光沢のある黒い鉢を選ぶと、高級感も演出できます。

茶色の植木鉢

茶色の植木鉢は、ナチュラルで落ち着いた印象を与えます。

木製家具やウッド調のフローリングと相性が良く、温かみのある空間を作るのに適しています。

特に、テラコッタ鉢や木製の鉢は、自然素材のインテリアと組み合わせることで、よりリラックスした雰囲気になります。

カラフルな植木鉢

カラフルな植木鉢は、部屋に活気と個性をプラスします。

赤や黄色、ブルーなどの明るい色を選ぶと、ポップで元気な雰囲気になります。

ただし、多くの色を使いすぎると統一感がなくなるため、インテリア全体のバランスを考えて使うことが大切です。

アクセントとして取り入れると、おしゃれな空間を演出できます。

植木鉢の選び方次第で、部屋の雰囲気を大きく変えることができます。

自分の好みやライフスタイルに合わせた鉢を選び、植物とともにおしゃれなインテリアを楽しんでみましょう。

 

まとめ

観葉植物に合った植木鉢を選ぶことは、植物の健康を保つだけでなく、おしゃれなインテリアとしても楽しめます。植物の種類や育つ環境に合わせて、素材やサイズ、デザインを選びましょう。ぜひ、自分に合った植木鉢を見つけて、楽しく植物を育ててみてください!